☀ まさかの          2010.7.8

カレールウ

 

電気を消した薄暗いダイドコの床に、何か落ちている。

黒っぽい色の、塊っぽいものが。

 

「普段あまり落ちてないモノだ」と直感で感じ、

ひょっとしてGかも・・・と、恐る恐る、まずは電気をつけて

家具越しに遠目に目視。

何かわからない・・・動いてはないな。

 

家具を回りこんで未確認着地物体に近づく。

やっぱ塊っぽい・・・Gじゃないな・・・ならナニ!?

 

かえって混乱しつつ、いよいよしゃがみこんで、戦々恐々と顔を近づける。

黒っぽいというより・・・キイロっぽい茶色。

キウィの皮によく似た色の、ブロックみたいな形の、粉吹いてる・・・

 

カレーのルウだった。

まさかの。

カレールウ。

 

正体がわからないって、こえー・・・!