先日、販促用絵本のイラストを担当した、
愛知県山村事業推進のお仕事の打ち上げのお誘いがあり、
行って参りました。
名古屋市天白区にある、フチテイという
地産地消の食材を使ったカジュアルフレンチのお店にて。
前々から行きたかったところなので、嬉しかったー。
広告のお仕事で打ち上げがあるということ自体珍しいのですが、
関わった人たち皆が、笑顔で「素敵な仕事に携われて楽しかった」と
口にし、和気あいあいとした雰囲気だったのは、
中心となって計画を進められた、フードコーディーネーターの
長田絢さんのお人柄とパワー、そして関わった方々の真摯な
姿勢ゆえだな、としみじみ感じ入る、本当にいい集いでした。
写真は、なんと、関係者のためだけに特別に作っていただいた、
ハードカバーバージョンの絵本。
こんなこと初めてで、感動しました。
あ、絵本横のあいちゃんポストカードは、当日作って持参したもの。
が、数が圧倒的に足りず、仕方なく全く勝手に女性を中心に
お配りしたのですが、それでもお渡しできなかった方もいて…
万が一、このブログをご覧になっていて、よしんば欲しいという
方がいらっしゃいましたら、お送りしますのでお申し付けください。
今回を含め、最近、食べ物にまつわる仕事にご縁があります。
3.11の震災で、電気がどのように供給されてきたかを
あのような形で思い知るはめになったときも感じましたが、
野菜ひとつにしても、それを安心して、簡単に手にし、口にできる
この文明社会というものが、どのように維持されているかについて、
驚く程何も知らないのだ、と毎回自分の無知さに恥じ入るばかりです。
自分もモノを作る職についたもののはしくれとして、
なんらかの自負を持ち、その場しのぎのものではなく、
少しでも人の心に残る仕事をしたい。
ここ数年、そう強く思うようになったのは、このような機会との
邂逅も影響しているかもしれません。
最後に、フチテイのお料理、素晴らしかったです。
食材も力のあるものばかりで、私のような素人にも
違いがわかったのは、ひとえにシェフのお力でしょう。
料理を撮った写真すべてピンがキておらず、使えたのが唯一
黒板の写真のみで口惜しいのですが、想像していただければ。笑
ちなみに、オーナーのフチさんが、地元の食材を使おうと
思ったのは、長田絢さんとの出会いがきっかけだったそうです。
美味しいものを作る人はみな、不思議と心地よい
緊張感を持ってみえますね。
そして、例外なく人を幸せにする。
是非また伺いたいと思っています。
長くなっちゃった。
たまには真面目な文も書くのよ。